皆さんによく尋ねられる質問とその回答をまとめました。イルカやマンタに関する豆知識も掲載しています。
イルカに関する質問 | マンタに関する質問 | ツアー全般の質問
質問をクリックすると回答が開きます。どうぞご活用ください。

イルカに関する質問

ハワイ諸島周辺には、たくさんの種類のイルカが生息しています。バンドウイルカ、マダライルカ、ハシナガイルカ、シワハイルカや大きさ的はクジラに分類されることのあるコビレゴンドウ、カズハゴンドウ、ヒレナガゴンドウ、ユメゴンドウなどです。。ハシナガイルカは2021年の10月28日以降保護規制が強化され、海岸から2マイル以内にいる彼らに50ヤード以内につかずくなどの行為は禁止されました。イルカ大学ではこれらの規制に従い、野生動物への敬意と自然環境への保護の精神のもとにドルフィンスイムを行っております。
 
ハワイにはいろいろな種類のイルカが生息しているのですが、
一定の条件下で規制の対象となっているイルカとは別の種類のイルカたちとシュノーケルをすることはできます。

現在、、NOAAのレギュレーションに従い、規制のないイルカたちとシュノーケルにチャレンジするドルフィンスイムのツアーと、イルカを船から眺めるウォッチングツアーのご用意がございます。
ハシナガイルカは妊娠してから12ヶ月ほどで赤ちゃんを産みます。特定の出産シーズンはなく、一年を通じてイルカの赤ちゃんを見られる可能性はあります(ツアー当日の群れに赤ちゃんが含まれているかどうかは、その時の状況によります)。赤ちゃんは、お母さんにぴったりくっついて泳いでいることが多いです。

また、冬季はザトウクジラが出産のためにハワイへやってきます。この時期は、クジラの求愛の声や、母クジラに寄り添う可愛い赤ちゃんクジラなどに出会えるチャンスもあります。赤ちゃんとはいへイルカよりも大きなクジラの赤ちゃんですが、まるで赤ちゃんを守るかのようにクジラの親子たちと一緒に泳ぐイルカたちの様子が見られることもあります。
体に白色~黒色の小さな斑点模様があることから名前がつけられました。英語名ではSpotted dolphinと呼ばれてます。成体では2.3〜2.5メートルほどの大きさになります。体の様子がマグロと似ていることから、混獲されてしまい、一時期生存が脅かされていた時期がありました。活動的でボートと並走したり、大きなジャンプを見せてくれます。
 
くちはし(口吻)が長いという外見的な特徴に由来しています。ちなみに、英語名はSpinner Dolphinといい、アクロバティックなスピン(Spin)ジャンプが得意なことに由来しています。
小魚、エビ、イカを食べていると言われています。それらは日中は海底に沈んでいて、夜になるとやや海面に近い中間層に浮上してきます。体が比較的小さいハシナガイルカは、獲物が近くにある夜の方が狩りをしやすいようです。バンドウイルカやマダライルカは体が大きく、深いところにいる獲物でも捕まえることができるため昼夜問わず狩りをしていることが多く、より広いエリアで活動しています。
イルカは自ら発する超音波の反響(エコー)によって、ものの位置、距離、形、性質までを認識することができると言われています。その特殊な能力は「反響定位」または「エコロケーション」と呼ばれています。水中は空中よりも約5倍の速さで音波が伝わります。そのため、エコロケーション以外にも音波を使った仲間同士のコミュニケーション能力がイルカには備わっているとも言われています。
大自然の中に生きるイルカなので、イルカ達に出会えるスポット・時間は毎日変わります。私たちが会いにゆくのは野生動物のため、残念ながら出会えないこともございますが、高確率で出会えています。
すでに参加されたお客様のコメントや同行ガイドによるブログなどを読んでいただきますと、最近のイルカやマンタたちの様子やツアーの状況などをご覧いただけると思いますので、ぜひ参考にしてください。
弊社ツアーで入水した際、水を伝ってイルカの鳴く声(音)が聞こえてくることがあります。あたりにイルカの姿が見当たらない場合でも、音だけが聞こえているということもしばしばあります。
冬季はクジラの求愛の声も聞こえてくることがあります。

マンタに関する質問

マンタ先生は大きい体をしているのに、食料にしているのはとっても小さなプランクトンやオキアミと呼ばれる小さなエビなんです。昼間はそれぞれ海を回遊しながらご飯を食べているのですが、夜になるとプランクトンが光に集まるのを知って、光のあるところにたくさんのプランクトンを食べにくるのです(マンタ先生の脳みそはとっても大きくて賢いって言われてます)。ハワイ島コナではその習性を利用して、ダイバーやスノーケラーがライトを照らしプランクトンを集めて、ご飯を食べにくるマンタ先生を見に行くのです。
マンタ先生は大きな口が体の前、頭部についています。食べるときは大きな口を開けて泳ぎながら海水と一緒にプランクトンを吸い込み、おなか側にある5対のフィルター状のエラで漉して食べます。効率よく吸い込むために口の横にある頭鰭(トウキ、トウビレ)をうまく利用しています。エサを食べないときは頭鰭を外側にクルクルっと巻いてツノのようにして、口を閉じています。このツノのような頭鰭はハンドルの役目を果たし、方向転換を司っているんです。
暮れにボートでポイントに向かいます。ポイントまではスピードボートで10分から20分ほどです。サンセットを見終わったら、海に入水です。マスク、スノーケル、ウエットスーツ(泳ぎが苦手な方はライフジャケットを用意しています。)をつけて入ったら、ライトのついたボードにつかまって浮いていること30~40分。周りは暗くてもボードの周りは明るいので安心。
ボードの下に集まったプランクトンを宙返りして食べにくるマンタ先生の素晴らしいダンスをご覧ください。なんとも優雅で壮大な景色が待っています!
マンタはトビエイの仲間で、世界最大のエイです。実はサメの仲間でもあるんです。からだは全て軟骨でできています。とってもなめらかに飛ぶように泳ぐのはこのしなやかな軟骨のおかげです。でもサメとは違って尖った歯はないんです。下顎に紙やすりのような歯があるだけです。エイはエイでもトゲも毒もなく、とってもおとなしく、好奇心が旺盛で人なつっこいエイなんですよ。
オニイトマキエイとナンヨウマンタの2種類がいます。実は、今まで長い間オニイトマキエイ1種類と考えられてきましたが、2009年に2種類に分けられることになりました。ハワイ島のコナで私たちがよく見かけるのはナンヨウマンタです。このウェブサイトでは、マンタは全てナンヨウマンタのことを説明しますね。(オニイトマキエイは体の幅が6m以上にもなるとっても大きなマンタで、見かけるのは稀なんです。)
ハワイ島のコナの周りに住み着いているマンタ先生たちの平均は、2~3mくらいです。大きさは翼を広げた幅を測っているんです。大きいマンタ先生は、たくさん子供を産んでいるお母さんマンタで、ビッグバーサという名前です。5m以上もあるんですよ!
マンタ先生の背中はグレー、お腹は白いんです。そのお腹側には黒い斑点があります。人間でいう指紋のようなもので、個体ごとにそれぞれ模様が違います。尾びれの部分(長い尻尾の根元)でオスとメスの区別もでき、個体の大きさや、体についた傷などで個体の区別をしています。今までにこのハワイ島のコナに姿を現したマンタ先生たちは250枚(←枚で数えるんですよ~)以上もいるんです。しかもまだ発見されていないマンタ先生に会ったら、名付け親になれるんです!
推定40年以上ではないかと言われています。実はマンタ先生のことは未だ研究中で、まだまだわかっていないことだらけです。ハワイ島コナのマンタ先生たちは頻繁に近くに現れることから世界でも研究の対象となり、ハワイ島コナは世界中のリサーチャーが研究をしにくる場所でもあるんです。一番最初に私たちの前に姿を現した「レフティー」。それから40年ほど経ちます。今日でもレフティーは元気にやってきています。なので、寿命は推定40年と言われていますが、もっともっと長生きしているかもしれませんね。
マンタ先生のディナータイムにお邪魔しに行きます。くれぐれも邪魔することにないようにルールを守って行きましょうね。

(1)マンタ先生には触らないようにしましょう。マンタ先生は、自分の体を膜で保護しています。触るとマンタ先生が病気になってしまう恐れがあるので、触らないように体を水面にまっすぐ浮かせましょう。

(2)大きな音はマンタを驚かしてしまうので、フィンでバシャバシャと水面を蹴ったりなどはしないようにしましょう。なるべく水面下でゆっくりフィンを動かすようにしてください。

(3)ライトボードのハンドルにしっかりつかまっておきましょう。周りは暗くなっています。ボードの周りにさえいれば安心です。 30-40分ほど海に浮いています。1年中暖かいハワイと言えど、日没後(特に11月から5月あたりまで)は寒くなりやすいです。ウォータープルーフウインドブレカーなどの防寒着をお持ちいただき、海から上がってからの保温をおすすめします。また乗り物に弱い方は必ず酔い止めを事前に服用していただくことを強くおすすめします。

快適に楽しくマンタ先生の雄大な姿を見に行きましょう!

ツアー全般の質問

次の内容が含まれています。
  • 飲料(ジュース・水・お茶)
  • シュノーケル道具(フィン・マスク・ライフベスト)
  • スタンドアップパドルボード、シーカヤック(※ツアーによる)
  • ランチまたはスナック(※ツアーによる)
飲食物は船上のみのご提供です。送迎バス内ではありません。
防寒・保護用のウェットスーツは料金には含まれていません。
別途料金でレンタル可能です:$10(大人用)/ $5(子供用)*予約は必要ございません。

ホテルから港までの送迎が必要な場合に、別途料金での手配が可能な場合がございます。
各ツアーのサービスをご確認ください。
*送迎サービスのないツアーもございますのでご了承ください。
触れたり、餌付けをすることは厳禁です。イルカやマンタの住んでいる海は、彼らの居住地であり、領域です。私たちはその居住地に招かれた「ゲスト」という考えを常に忘れず、その環境を壊さないように心がけないといけません。他の野生に生きる海洋動物たちにも無闇に近づいたり、触れたりしないようにご配慮ください。
ハワイでは、野生動物保護の観点から海ガメに触ると500ドルを超える罰金が課せらます。
イルカ学校のウェットスーツは長袖・膝丈のワンピースタイプです。
生地は厚手で断熱性があり、
また身体と生地の間の水が温まることで、
ドルフィンスイム、シュノーケリング、また船での待ち時間の、冷え・寒さを軽減してくれます。

ハワイの夏場(5月ー8月)は利用機会が減りますが、
冬場(11月-2月)はツアーを楽しむ上で大事なアイテムになります。
季節の変わり目(3月-4月、9月-10月)は、その日の天候によって身体の冷えやすい方は着られた方が良いでしょう。

ウェットスーツは身体との密着度の高い方が冷えづらいですが、
締付けで気分を悪くされる方も時折いらっしゃいます。

また厚手の生地が空気を多く含むので、身体が水により浮きやすくなります。
ライフベストと合わせることで、より安心して海で泳いでいただけます。

体が冷えた場合には、濡れたウエットスーツを脱いで体をふき、太陽の下で暖まってください。

*料金は大人$10、小人$5でレンタルしていただけます。
 希望の場合は当日現金でのお支払いとなり、事前予約は必要ありません。
経験豊かなクルーがお客様と一緒に泳ぎます。ツアー当日の天候やイルカ、マンタの状態などをよく考慮し、サポートさせていただきますので、ご安心ください。同行ガイドが、当日シュノーケルの使い方、泳ぎ方についてのブリーフィング(事前説明)を行いますので、ご不明な点は遠慮なく質問してください。

*泳ぎが苦手な方、顔に水をつけるのが怖いなどのご不安がある場合は、事前にシュノーケルの練習をされてご参加されることをお勧めいたします。

*イルカ中学アドバンスコースは中級レベルで泳げる方を対象としています。

*マンタ大学では、ボート近くのフロートに捕まってマンタを眺めますので、泳げない方でもご参加しやすいツアーです。こちらのツアーではライフジャケットの装着は希望者のみとなりますので、希望の場合はチェックイン時にお伝えください。
ツアー種別に応じて、お飲み物(お水、お茶、ジュース)やスナック、ランチ等をご用意いたします。
詳細は、各ツアーの説明をご参照ください。
乗り物酔いをされる方は、前もって酔い止め薬をご用意ください。

お持ち物につきましては、それぞれのツアーのご予約確認メールに記載がございますので、ご確認ください。
日本ではチップを渡す習慣がございませんが、ハワイ(アメリカ)ではチップの習慣が文化として根付いております。弊社ツアーでは「習慣だから」という理由でお客様にチップを強要することはございませんが、ボートにはチップボックスをご用意させていただいておりますので。ツアーを楽しんでいただき、クルーへのお心付けとして チップをお渡しいただける場合には、謹んでお受けいたします。
公共の場での喫煙(一部を除く)は法律により禁じられております。他のお客様と共有していただくスペース(送迎バス、ツアーボート、お受付場所)では、禁煙をお守りいただいております。
シュノーケリングツアーの場合、道具(シュノーケル、マスク、ライフジャケット、フィン)は、ツアー代金に含まれております。ご自分で使い慣れた道具をご利用いただいても大丈夫です。ご自身でお持ちになられた道具の紛失、破損については責任を負いかねますので、ご自身にて管理をしていただけますようお願いいたします。
日除けとなる帽子、サングラス、また、大きめのバスタオルや防水バックなどがあると便利かと思います。
また、海から出た後は体が冷えることもございますので、風除けとなるウインドブレーカーや上に羽織れるジャケット等があると安心です。ボートには日除けがございますが、体が冷えた時には太陽の下で温まってください。

ご心配なことがありましたら、お気軽に当日のクルーまでお声かけください。